お世話になっている病院の近くに小さな神社がある。
病院のかえりに毎回ではなかったけど、なんとなく、足が向いたときにはお散歩がてら、時々お邪魔した神社。
夫は仕事の都合がつく日は、検診につきそってくれていた。
一緒のときには、その神社によっていた。
ある日、おみくじをひいた。
夫がひいたおみくじ
「三十八番 大吉
出産 やすし おとこ」
大吉!!
よかったねと笑った。
その数回後の検診の帰りに、またまた神社でおみくじをひいた。
本来は、おなかの赤ちゃんを思い何回もひくものではないけれど…
トラブルがあったので、少しでも前向きな気持ちになりたい。いいおみくじがひけますように。
夫がひいたおみくじ
「三十八番 大吉
出産 やすし おとこ」
同じ番号!!
なんだかいいことがありそうだねと、笑った。
まだ性別はわからなかった、おなかの赤ちゃん。
なんとなく、男の子かなと想像する日々がはじまった。
そして夫は真顔で言った。
「最近のおみくじは、名前も決めてくるんだね」
…違うよ。おみくじの「やすし」は、安産(易し)だよ。
大笑い。
そしてその日から、おなかの赤ちゃんは「やすし」と呼ばれることになった。
(私の当時の経験です。現在の対応や風習と違うコトもあるかと思いますので、よろしくお願いします!)
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